<ぶらり京都>
<北野天満宮>
「学問の神様」こと菅原道真公をまつる北野天満宮
北野天満宮は、全国に約12000社ある天満宮や天神社の総本社で、
古くから「北野の天神さん」「北野さん」と親しまれています。
<飛梅伝説>
北野天満宮の祭神・菅原道真は梅をこよなく愛し、
大宰府に左遷される際、日頃から愛していた邸内の梅の木に
「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」と詠み、
その後梅が道真を慕って、大宰府に飛来したという「飛梅伝説」
飛んでいったとされる飛梅は、御神木として太宰府天満宮にあります。
北野天満宮の本殿前にある御神木「飛梅」は「紅和魂梅」なのですが、
「飛梅伝説」にちなみ、通称「飛梅」と呼ばれている御神木の梅です。

<牛にまつわる伝説>
太宰府へ左遷され同地で亡くなった道真公。
「人に曳かせず牛の行くところにとどめよ」との遺言から牛車に柩を載せ出発すると、
突然牛が道端で臥して動かなくなりました。
従者たちは「牛が動かなくなったのは、
道真公がこの地に遺骸を埋めよ」という遺志なのだろうと、
近くの安楽寺(現在の太宰府天満宮)に埋葬したと伝わっています。
この逸話から、
北野天満宮にある牛の像はほとんどが腰を下ろした姿勢で佇んでいます。


※久しぶりにリフレッシュできました!
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北野天満宮(三光門) |
1607年に豊臣秀頼が建立
天井には日と月と星の3つの光が彫刻
として彫られていることから
この名が付いたとされています

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北野天満宮(本殿) |
国宝・本殿は1607年に
豊臣秀頼が造営したもので
八棟造と称され絢爛豪華な桃山建築
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なで牛 |
牛が座り込んで臥してしまった姿を
「臥牛」と言いますが、
この姿こそが境内にいる牛の姿なのです

一願成就のお牛さま(最も古い牛の像)
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梅苑 |
道真が愛した梅の花
境内には50品種、約1500本の梅の木
が植えられています。
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